就活解禁日にリクナビ登録以外にやるべき5つのこと

カテゴリ:就活の基本戦略
ES研究所 2018年02月28日
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就活解禁日にやること

もくじ

  1. はじめに
  2. リクナビの登録に振り回されるな
  3. 説明会の参加に振り回されるな
  4. 本当にやるべき3つのこと
  5. まとめ

はじめに

就活が解禁する日。1年に1度やってくる、世間の新聞やニュースが一面にとりあげる恒例行事です。2015卒までは12月1日、2016卒には経団連の意向により6月1日に後ろ倒され、2017卒で再び3月1日に前倒しされました。

大学はすっかり就活モードに色づき、あんなに不真面目だった友達も髪を黒く染め、スーツを着込んですっかり”就活生”の仲間入りを果たすしていく。

しかし、納得のいく就活をしたいという気持ちとはうらはらに、何をどうしたら良いかわからない就活生に向けて、就活が解禁する日にやること、やらないことを解説します。

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1.リクナビの登録に振り回されるな

就活解禁日とは、企業が学生に対して『うちはこんな会社で、今年はこんな採用をしますよ!』と宣伝を許可される日です。要するに『採用の広報活動の解禁日のこと』です。

就活には2つの解禁日があり、それぞれ

1.広報活動解禁日
→リクナビ・マイナビ等での採用の宣伝が解禁され、説明会が開催される
2.採用活動解禁日
→面接等の選考活動が解禁となり、内々定を出すことも解禁となる

という内容です。

従って、就活解禁日とは言い換えると、『リクナビやマイナビ等を通じたプレエントリー解禁日』のことになります。毎年大量のアクセスがリクナビ等のサーバーに集中し、サーバーダウンして、TwitterやInstagramに大量のクレームがあがるというのが恒例行事です。(笑)

ただ、2017卒からはこれに備えてリクルートキャリア側で大規模なサーバー強化が行われた。これにより、サーバーダウンは回避できた様ですが。

就活解禁日初日にリクナビに登録するメリットはない

寄らば大樹の陰という言葉の通り、ほとんどの就活生が周囲に流されるようにリクナビに登録をしていますが、

就活解禁初日にリクナビに登録したかどうか、プレエントリーしたがどうかは内定の獲得数に影響しない

ことを覚えておいて欲しいです。

わざわざ、就活解禁日である3月1日の0:00にスタンバイし、“更新”ボタンを連打しながらサーバーからの反応を待つことに時間を使い、精神をすり減らしたところで内定には一切近づいていません。このことを理解できれば、それが愚行そのものであることは容易に理解できると思う。

リクナビへの登録やプレエントリーは解禁日の翌日、翌々日あたりに

  • ・就活四季報
  • ・業界地図

を見ながら自分のペースで済ませておけばそれで問題ありません。紙を使うことで思わぬホワイト企業を発見できる可能性もある。リクナビにへばりついて登録の速さを競う必要は就活において全く無いんですね。

ここで疑問になってくるのが、『説明会が満席になってしまうのでは?』という疑問だと思います。これについて、続いて解説していきますね。

2.説明会の参加に振り回されるな

就活解禁日のリクナビの登録競争の終戦後には必ず、説明会参加競争が発生します。

しかし、これも就活解禁日のリクナビ競争と同様に、内定獲得という就活の成功においては大きな意味をもた無いと言えます。この点において、解禁日にどこの説明会を予約できたかは大した意味が無いんですね。

なぜなら、採用活動とは

  • ■ 自社の利益最大化
  • ■ 自社のビジョン実現

の手段として行われるものであり、セミナーに参加してくれた

  • “自社の採用基準を満たさない忠実な就活生”
  • “自社の採用基準を満たさない熱意のある就活生”

を採用するために行われるものではないからです。

あくまで企業側のビジネスの一環として行われる以上、最も収益最大化に繋がりうる人材を採用することになるので、セミナーに何回参加したかどうかは、採用スべき人材化どうかに影響しないんです

説明会の参加回数を測定しているのでは?

もちろん回数を測定している企業もありますが、あくまで参考程度。

従って、セミナーの参加回数は記録されていたとしても、前提として自社の利益に貢献する人材であると判断されない限り内定が出ることは無いんですね。

もちろん、いわゆる”滑り止め”での選考参加が他の業界に比べて多い金融業界などが志望度を図る一つの指標としていたり、リクルータ面接やインターン等の工数のかかる採用を行う際に、自社への志望度が比較的高い母集団(声をかける対象)を作るのに用いることはあります。しかし、大前提として、

  • 自社の利益最大化やビジョン実現に貢献出来るだけの能力を持ち、
  • スタンスが自社とあっていること

の2つが内定のためには求められます。説明会の参加回数は志望度の高さを証明するのに影響は一部あるかもしれませんが、『そもそも自分がその会社の利益に貢献できる人材なのかどうか?』を再検討する必要があります。

よって、焦るべきポイントは説明会という物理的な椅子に座れないことではなく、

  • ・自身の能力が志望企業の基準に満たないこと
  • ・志望する企業の強みやスタンスをしれていない現状

に焦るべきなんですね。

これが無いと内定という本来座りたい椅子に座ることができなくなるわけですから。

TwitterやFacebook、サークルのLINE等でこれみよがしに「◯ ◯社 の説明会(セミナー)行く?」等と自慢気に質問してくる仲間も沢山出ると思います。しかし、説明会への参加は学歴フィルターの通過と運要素でしかありません。説明会への参加という自己犠牲行為(サークルやバイト等が出来なくなること)によって内定へは特段近づいていないのであなたが焦る必要はないんです。説明会への参加が内定を意味するわけでもなく、内定に近づいたことを意味するわけでもありません。ただ、それっぽいだけ。なんです。

むしろ、この事実に気付きもせずに、説明会に参加できるというだけでまるでその会社への内定が決まった(近づいた)かのように錯覚しているレベルの友人を横目に、能力と志望度をESと面接で志望企業に伝える努力に注力することをおすすめします。

3.就活解禁前に本当にやるべき5つのこと

では、就活解禁日から就活生は何をするべきなのでしょうか?具体的なやるべきこと、するべきことを次のページでは紹介しますね。

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