【業界研究】インターネット広告業界について

カテゴリ:広告業界
ES研究所 2016年01月06日
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インターネット広告業界について

もくじ

  1. はじめに
  2. インターネット広告業界とは
  3. インターネット広告業界の動向
  4. 売上高・シェア率トップ3企業の概要
  5. まとめ

1.はじめに

こんにちは。エントリーシート研究所の寺田です。皆さんは“広告業界”と聞くとどのようなイメージを抱くでしょうか。“激務”“華やか”と言ったイメージを抱くという意見をよく耳にするようにも思います。今回はその中でも近年市場の成長がめざましい“インターネット広告業界”に着目したお話をさせていただきます。

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2.インターネット広告とは

インターネット広告とは、パソコンやスマートフォン等のインターネット環境を通じて広告を見てもらうことで、消費者の商品購入や資料請求の行動を促進させることにつなげる広告のことを示します。手法は様々ですが、今回は皆さんにとって身近であると考えるインターネット広告手法を例にとって少しでもイメージを持っていただけたらと思います。

【代表的なインターネット広告手法】

  • ・バナー広告
  • インターネットを使用している際に画面上の部分に目立つ画像がありますよね。それをクリックすると別のサイトへ飛ぶ、この流れを生み出しているあの画像こそがバナー広告です。多くの人の目につく分、費用は高めに設定されています。

  • ・動画広告
  • Youtube 等の動画プラットフォームにおいて動画広告を配信する手法です。メリットとしては、動画である為他の広告手法と比較して消費者にとっての商品理解が進みやすいことが挙げられます。動画プラットフォームにおいてテレビCMのような効果を実現できることも魅力の1つです。

  • ・リスティング広告
  • GoogleやYahoo! などの検索エンジンにて検索すると、入力したキーワードに対応した広告が表示されるという手法です。テキスト表示がメインの広告の為、画像で表示されているバナー広告などと比較するとあまり目立ちませんが、自ら探す関心のあるワードに関連しているトピックであるだけあって、訴求力はあります。

上記においては代表的且つ皆さんにとって身近なものを挙げさせていただきました。
近年のインターネット市場の台頭によって、広告会社や広告代理店のインターネット広告営業として活躍する担当者は増加傾向にあります。企業側も積極的に採用活動を行っており、若手であってもチャレンジしやすい業界として注目を浴びていることも特徴です。

3.インターネット広告業界の動向

インターネットの普及とともに拡大してきたインターネット広告業界は伸び率も良好であると考えられます。平成25年の日本の総広告費は5兆9,762億円。そのうちインターネット広告費は9,381億円(前年比108.1%)もの規模を占めており、好調に推移していることが数値としても証明されています。

出典:2013年 日本の広告費|媒体別広告費http://www.dentsu.co.jp/knowledge/ad_cost/2013/media.html

4.売上高・シェア率トップ3企業に関するデータ

そんな近年めざましい成長を遂げているインターネット広告業界の中でも売上高・シェア率トップを誇る企業を3社挙げ、基本的な企業情報や2016卒の選考における特徴を見ていきたいと思います。

1.デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム

DACロゴ

選考の特徴

面接は短い時間の中ですが非常に人物重視をしている企業。また、広告業界に位置する会社ですが、「メディアレップ」なので、一般的な広告代理店よりも、仕事上でも数字が大切です。筆記試験における数学を非常に重要視している傾向が例年見受けられることも特徴の1つです。

2.サイバーエージェント

サイバーロゴ

  • 設立 1998年3月18日
  • 平均年収 665万円
  • 平均年齢 30.3歳
  • 平均勤続年数 3.6年
  • 従業員数 1494人

サイバーエージェントHPはこちら

選考の特徴

“トライアウト選考会”という選考が特徴的です。2016卒の選考では「味が美味しいが売れないラーメン屋を、サイバーエージェントのリソースを活用して流行させる方法を考えろ」と言った思考能力を試される課題が見受けられました。この事前課題を選考会場においてプレゼンテーションするという選考の流れはサイバーエージェントならでわです。

3.オプト

オプトロゴ

  • 設立 1994年3月4日
  • 平均年収 527万円
  • 平均年齢 30.3歳
  • 平均勤続年数 3.5年
  • 従業員数 1459人

オプトHPはこちら

選考の特徴

ほとんどの面接の選考が個人面接を実施されていること、更に面接時間は1:1の面接においても1時間ほどと長め。逆質問の時間が多くを占めていることも特徴の1つである。3次選考の際には「就活の軸」「志望業界」「行きたいと感じた企業」等を示す簡単な課題を課され、その後の選考はそれを元に進めていくこととなります。

出典:ネット広告業界の動向、ランキング、現状 – 業界動向サーチ
http://gyokai-search.com/3-net-ads.html

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。広告業界といえば大手広告代理店の華やかさをまとったイメージを抱きやすかったことと思います。今回は同様の広告業界の枠組みとして成長のめざましいインターネット広告業界に着眼することもおすすめしたいという一心でお届けさせていただきました。皆さんの就職活動の参考になれば幸いです。