1次面接で見られているポイントと対策方法

カテゴリ:面接対策
ES研究所 2018年01月16日
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◯見た目を正す

心理学の観点から見ても他人に与える印象において見た目が持つ影響力は極めて大きいです。「大企業だから人を見た目で判断することはしない」というのは思い込みに過ぎません。「見た目”だけ“で判断する」様なことは絶対しませんが、わざわざ手間と時間と費用をかけて面接を行っているんです。「一切見た目や印象を評価に入れない」ということは考えづらいです。

  • 髪色は黒く、清潔感のある長さか?
  • 肌荒れや唇の乾燥はないか?
  • スーツは正しく着こなせているか?
  • ネクタイは正しい長さでキレイにまけているか?
  • 靴や鞄は汚れずにキレイに磨かれているか?
  • 椅子に正しい姿勢で座れているか?

等の観点から、今一度自分の見た目を徹底的に見直してください。

◯自己PRを1分で言える様にする

面接に臨む上で最低限の努力です。抜き打ちで開催する面接で言えないのは理解できますが、予定通り行われる面接で言えないのは単なる準備不足です。それに伴う評価は「だらしない人」でしかありません。

まずは原稿を300文字から400文字程度で作成し、スマートフォンで録画・録音をして、相手に伝わる様に話せる様になるまで何度も練習してください。

  • (1)1分間という時間制限を守る
  • (2)相手に伝わる『内容』を話す
  • (3)相手に伝わる『話し方』で話す

の3点がクリアされて初めて『1分間で自己PRを話せる』という状態になります。

◯自己PRの想定問答集を用意する

人間、書けないことは話せません。「想定問答集」を作り込みましょう。

想定問答集とは、想定される質問と答えを集めたもののことです。つまり、あらかじめ自分の自己PRに対して聞かれるであろう質問をリストアップし、その答えを用意しておくのです。

面接は特殊なコミュニケーションの場です。従って、「いつも以上に上手く話せた」というパフォーマンスが発揮できる可能性は高くありません。まずは話す内容を整理してから、話し方を鍛えた方が効率的でしょう。

自己PRの想定問答集であれば選考に参加しているすべての企業で使いまわせるので効率的です。

◯最低限の志望動機を言える様にする

志望動機を作る際に、

  • ・扱ってる商品が好き
  • ・社員の印象が良かった
  • ・社風が自分にあってると思った
  • ・理念に共感した

といった、「感情」に基づく内容ではなく、企業の取り組み等の事実に基づいて

  • ◯なぜ就職(大学院や公務員ではなく)?
  • ◯なぜその業界?
  • ◯なぜその会社?

の3点についてそれぞれ1分程度で相手に伝わる様に志望動機をまず作ってください。その上で、スマートフォンでの録音や録画機能を使って、相手に1分程度で話せる様に練習をしてください。

一次面接に落ちた時の効率的な対処法

一次面接で落ちた場合、その企業から内定を貰える確率は限りなく0に近づきます。しかし、「A社◯次落ち」という選考結果に基づいて、別企業の採用者から書類なしや1次選考パス等の有利なスカウトを受け取れる様にする方法があります。

それはスカウトサービスの活用です。プロフィールに過去の選考状況を入力することで他社の採用担当者からスカウトが入ります。登録・利用は完全無料です。スカウトを貰った企業に内定しても入社を強制されたり、違約金が発生したりする様なことはありません。以下に代表的なスカウトサービスをご紹介しておきます。

スカウトサービスとは?

企業説明会へ行くよりスカウトサービスを使おう

スカウト型就活サービスとは、

  • ・個人情報(大学やTOEICスコア)
  • ・学生時代の経験や自己PR
  • ・過去の選考情報やインターン参加状況

を入力しておくと企業側から勝手にスカウト(特別選考への招待)が届くシステムのことです。

・Offer Box

就活スカウトサイトのOffer Box

『Offer Box』は『人柄・経験』を重んじる採用を支援するスカウト型就活サービスです。無料登録することで人柄や経験を重視する企業からのスカウトを受けることができ、プロフィール入力率60%以上の学生のうち97.2%が企業からのスカウトを受けています。

また、Offer Boxが採用している『AnalyzeU+(アナライズユープラス)』という診断ツールが無料で使用可能になります。6つの大項目を中心に25項目の診断結果で客観的に自己分析が可能になります。自己PR文を作成できる様に診断結果は出されます。

Offer Boxの公式ページへ

キミスカ

キミスカトップ画面

大学などの基本情報に加え、これまでの

  • ・インターン選考経験
  • ・企業の選考結果

に基づいて企業からスカウトが来る。一般に就活ではESで落ちようが最終で落ちようが内定しなかったことに変わりはありませんが

  • ・『3次面接までは行った』
  • ・『最終面接までは行った』

といった選考落ちも成果として汲み取ってくれる点が強みです。こちらも登録は無料。ログイン後プロフィールを入力しないとスカウトは来ないので注意が必要です。

Facebookからの登録も出来ますが、登録情報が名前とメアドのみとなるため、スカウトが届きづらくなる可能性があり本末転倒です。面倒ですが通常登録をおすすめします

キミスカに無料登録

まとめ

いかがだったでしょうか?

『就活の1次面接で見られていることと対策の仕方』についてまとめます。

1次面接の面接官は主に3年目から10年目の現場の社員の場合が多いです。(一概に全ての企業が当てはまるわけではありません。)現場の社員は人事ノウハウを持っておらず、また、学生1人あたりに掛けられる時間も短いため「一緒に働きたいかどうか?」という曖昧な基準で選考が行われることも少なくないです。

この1次面接の何を見て「一緒に働きたいかどうか?」を決めているのは主に以下の項目です。

  • ・見た目が自社に合っているかどうか?
  • ・自己PRを1分間で話せているかどうか?
  • ・自己PRの最低限の深掘りに答えられているかどうか?
  • ・志望動機が1分間で話せているかどうか?

主にこれらのポイントで評価を落としてしまうことが多いです。これらのポイントで至らぬ点がないかどうかを今一度振り返り、適切な対策を講じることで一次面接の通過率を高めていきましょう。

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